春の被写体-桜-の撮影について

春と言えば桜。

今年は暖かかったためか、例年に比べ早く咲いたところが多かったようです。

今週あたり、前回書いた広島の与一野のしだれ桜を撮影に行く予定でしたが、

タイミングが合わず・・・断念。

また来年チャレンジですね。

気を取り直して、今回は桜の撮影について。

主には構図について書いてみたいと思います。

これまた他の被写体と同じですが、

使用するレンズにもよって引いて撮るか、寄って撮るか。

それぞれで大きく変わります。

まずは引き。

NIKON D810 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 24mmにて

青い空にピンクの桜が良く映えます。

桜のそのものの雄大さ、荘厳さを表現するには

このような引きの構図がぴったりかと。

ポスターなどで良く見かけるのもこの構図でしょうか?

星等と絡めるとまた違った良い雰囲気になります。

次に寄り。

NIKON D810 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRⅡ 200mmにて

先ほどと打って変わって桜の”花”が主題となっています。

桜そのものではなく、花を美しく目立たせるには

このような寄りの構図であれば前ボケ・後ろボケの効果も

より一層有効になると思います。

適当な撮例でありますが、両者の撮影意図に大きな差異があることが分るでしょうか?

余談ですが、自分が撮る写真は比較的”寄りの写真”が多いように思います。

とはいえ、どちらの構図が良い・悪いというものではなく、

どのように表現したいか?が重要だお思います。