先日待ちにまったニコンフルサイズミラーレス機Z7、Z6が発表されました。
感想を申し上げると、
”もう少し…何とかならんかったのか…”
この一言に尽きます。
一カ月余り引っ張った広告。
そして発表されるカメラのスペック。
内容を聞いていくにつれ、
カメラメーカーとして、この製品に絶対の自信がありますか?
本当にそれが、求められていた製品だと思っていますか??
私個人としてはそういう印象でした。
細かなスペック表はメーカーサイトをみるとして、
なぜ、そう思ったのか?
Z6、Z7共に価格は25~40万台。(単体)
決して安いものではなく、所謂”ミドルレンジ”以上の製品と思われます。
ニコン・フルサイズの機種で言えば、D750クラスでしょうか。
それなのに、
①XQDの1スロットのみ
⇒ボディに入れきれない?αはできているのに?なぜSD2枚を選択しなかったのか?
②撮影可能枚数330枚
⇒少なすぎて…このクラスを使用するのはハイアマ以上では?最低500以上は欲しいと思いました。(9/2時点ではフィールドテスト結果はもっと良好なようです)
③Zマウントのレンズとロードマップ
⇒Zマウントのレンズ、描写はすばらしいです。
しかし、拡充に時間がかかり、かつFマウントと比較して高級ラインのみ予定。
ロードマップにマイクロ系のレンズがなく、常用している24-120クラスのズームも載っていない。
その他、画素数やシャッタースピード、ISO感度等は現状と変わらず不満はありませんでしたし、グリップは握りやすそう。
…けれども、
期待しすぎた感はありますが、上記のような問題があり、その時点で購入は見送り。
また、Fマウント、レフ機についても並行して開発すると述べられていましたが…そんな開発リソースは今のニコンには無いと思っています。
どうしても並行してやるのなら、開発ペースは落ちることは想像に難くない。
最悪開発ストップ。
先々、使用できなくなるリスクは比較的高いと判断しました。
そして、私は”カメラ、写真”が好きであり、特定のメーカーのファンではない。
ならば、
この機会にニコンとさよならしても良いかもしれない。
そう思いたって、全機材を売却。
先日、他マウントへ移行しました。
最後に
はじめてコンテストに入選したのも、一眼レフでの撮影の楽しさを教えてくれたのもニコン機。
今までありがとう!
(#18/9/2 一部内容を改定しました)