今年の夏も暑い日が続いている。
とても日中にぶらつく気が起きないくらいだ。
そんなときは日の少し傾いてきた夕方、写真についてのんびり考えるのがいい。
今回は”美しい被写体とは?”ということを自分なりに整理する。
そんな記録。
ロケーション
とある街中
今回のお供
ボディ:EOS R5
レンズ:RF35mm F1.8 MACRO IS STM
実写
被写体、モチーフというものは写真を撮る上でなくてはならないもの。
あれが撮りたい、これが撮りたい、そういった衝動によって撮影するわけだけど、得てして最初は”これが撮りたい”というところから始まるのが多いだろう。#ある程度写真を続けていくとその限りでもないけれど動機としてはとても強い
その”これ”についてくるのが”美しい”といった言葉たち。
ではこの”美しい”というのは何か。
美しく壮大な風景、美しく赤く染まる夕日、美しく透き通った水・・・
ふわりと頭に浮かぶのはそういったものたちだが、いずれも撮影者の主観となる。
撮影者が壮大だ、赤い、透き通っていると思っていても、必ずしも他者がそう感じるとは限らない。
矮小だ、ピンク色、(相対的に)濁っていると感じる人もいるだろう。
つまり、そう言った感覚によるものは結局のところ個人的なものであって、他者の共感があろうが無かろうが撮影者自身がそう感じるのであればそれでいい。
万人受けする”美しい”などない。
上の2枚の写真をみて撮影者(自分)以外はどう感じるだろう?
おそらく美しいと感じる人は少ない。
けれど、一定数美しいと感じる人もいる。それでいい。
写真とは自己表現、自分がどう感じるか、それをどう表現したいか。
それが大事。
また次回